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採用が決まったのなら、「掲載ストップ」は1つの英断。

採用が決まったのなら、「掲載ストップ」は1つの英断。

目次

  1. 思ったより早く採用が決まった!…このまま掲載すべき?
  2. 採用成功後、掲載を続けるリスク
  3. 【トラブル事例】募集は終わったと聞いたのに掲載されたままの求人広告
  4. まとめ

思ったより早く採用が決まった!…このまま掲載すべき?

昨今、難しいといわれる人員の採用ですが、「営業が今は難しいと話していたけれど、すごく沢山の応募があるな」「応募数は少ないけれども、理想通りの人が採用できた!」など、大反響・大成功を収めるケースも多々見受けられます。中には「掲載期間は2週間だけど、3日目で内定出して、来週から採用した方が働きに来てくれる!」と、とんとん拍子に事が進む企業もあることでしょう。

さてこのような場合、残りの掲載予定期間、求人広告はどうなっていますか?「もっといい人が来るかもしれないし、内定辞退されるかもしれないからな」と、掲載し続ける企業もあれば「もう内定出しちゃったし、掲載とめてもらおう」と考える企業もあるかもしれません。

「別に金額は変わらないのだし、とりあえず掲載し続けても問題ないんじゃ?」と考えている企業もあるかもしれませんが、それは大間違い。採用者が決まったのに掲載を続けることは、リスクも伴うのです。

採用成功後、掲載を続けるリスク

採用者が決まっていても、求職者の方にそれが伝わるはずがありません。そのため、変わらず求職者からの応募がある可能性は大です。もちろん応募があった場合は、そのつど対応しなくてはなりません。「もう決まったから放置でいいや」ではなく、「今回はすでに採用が決まってしまいましたので、またの機会にご応募ください。 せっかくご応募いただいたのに申し訳ございません」と誠意ある対応を行いましょう。

「連絡がない」という指摘を受けたりネットの掲示板やSNSに「応募しても連絡がない会社」として名前を挙げられてしまうリスクもあります。つまり、採用活動は終わっていても応募者対応の時間はとらなくてはならないのです。しかし、応募者の電話を「採用決まったんで」の一言で終わらせてしまったり、応募を無視するなどの対応でクレームになってしまうケースが少なくないのが現状です。

「掲載している限りは、必ず誠意ある応募者対応をする」これは鉄則です。

【トラブル事例】募集は終わったと聞いたのに掲載されたままの求人広告

【事例】「募集は終わったって言っていたのに…」
求人誌で仕事を探していたAさんは、B社を見つけ、すぐに応募の電話をかけました。ところが「すでに採用が決まってしまいまして…」との返答。決まってしまったのならしょうがないな。と、すんなり諦めたAさん。しばらく仕事探しは続き、新しい求人誌を見ていたところ、先週応募した企業が。「もしかしたら、内定辞退などがあったのかな?」と思ったAさんは、再度電話をしてみることにしました。

しかし、返答は前回と同じ。今回は新しい冊子が出たばかりの日だし、もう決まってしまったはずはないだろうとAさんは食い下がりましたが、「2週間申し込んでしまったから、決まったけどとりあえず掲載はしているんです」との返答。面接を諦めたAさんですが、他にも同じ対応をされる応募者がいるのでは…と心配になり、自分の知り合いに「B社には注意して!」と触れ回りました。

このようなトラブルを避けるためにも、採用が決まった段階で掲載をストップすることが一つの手となっています。ただし、掲載を一度止めてしまうと、当初の発行期間中だとしても再掲載はできかねますのでご注意ください。弊社の扱う商品ならば、タウンワークネット、フロムエー・ナビ、はたらいく、とらばーゆ、リクナビNEXTで掲載停止が可能です。

※手続きに少しお時間をいただきますので、ご連絡いただいてからの即停止はできかねます。
※リクルートが休みである土日祝日、平日17:00~翌10:00の間は対応ができかねますのでご了承ください。

また、タウンワークの冊子も、発効日の前週金曜日、正午までにご連絡をいただければキャンセルをすることが可能です。 詳細につきましてはお問い合わせください。

まとめ

当初の予定より早く採用活動が終わってしまい、「せっかく○週間分申し込んだのにもったいない…」「もっと良い人がくるかもしれないから」と掲載を止めるのを躊躇するのは当然のことかと思います。しかし、今回のコラムで書いたように、掲載を止めるということは一つの英断。もし人材の募集をするのがこの1回限りでないのなら、その後の採用活動などを考慮して対応しましょう。

求人広告のことで何か分からないことやお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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