人材関連コラム
ゴールデンウィークやお盆、年末年始……1年のうち、いわゆる長期休暇の期間は何度かあります。
この期間中に募集をする場合、「どうせ休みだから応募も少ないだろう」と文面をいつもと同じようにしてしまうのは、実はとてももったいないこと!
少し文章を付け加えるだけで、応募効果UPが期待できます。
まず、Mustになってくることが1点。自社の営業日・休業日については必ず原稿に記載しましょう。
誠に勝手ながら2016年8月11日(木)~2016年8月14日(日)まで、夏季休業とさせていただきます。
お電話でのご応募は8月15日(月)以降にお願い申し上げます。
そんなに文章量を取ることができないよ!という場合は休みの日程だけでも書いておきましょう。
また、求職者がWEBから応募した際に自動で、応募を受け付けたという旨がメールで届く「自動返信メール」というサービスをご用意している媒体もございます。
この「自動返信メール」の文章を自由に設定できる媒体を利用する場合はこのメールにも休みと、対応開始する営業日を明記しておきましょう!
逆に、周りの企業が休みでも、 自社は応募対応できる!という場合。求職者は「お盆の期間は休みだから応募しない方がいいのかな」と思うかもしれませんよね。
あえて、他社との差別化の意味も含め「お盆期間中の応募もOK」など書いておくのもいいかもしれませんね。
長期休暇期間中は確かに、何かしらイベントがあるなど“長期休暇中”の応募が出来ない人もいるのも事実。ただ、長期休暇中にフリーペーパーだけとっておく、ちょっとした空き時間に求人サイトで検索だけしておく。そして、休暇中に探しておいた求人に応募アクションをすることも多いんです。
例えば、子供の長期休暇が終わったと同時に働きたいと考える主婦(夫)、
長期休暇でお金を使いすぎて、慌ててバイトを探す学生、
普段は忙しくて仕事を探す時間がない社会人……
ニーズがない、というのは大間違い。ただし、いつもの原稿に一工夫することが必要になってきます。
まずは、応募者を取り逃がさぬよう長期休暇中の応募に限らない、ということがわかるような応募促進の文面を記載しておきましょう!たった一文追加するだけで、応募UPの可能性が高まります!
「休み明けからの応募もOK」
「面接日程はお休みに合わせて調整可」
更に、前述の通り長期期間中は、現在就業中で、仕事を探す時間がない!という方がゆっくり転職先を探すことができる時間でもあり、また、帰省中の人が「地元に返りたい」という意識が高まる時期でもあります。 社員の募集であれば、Uターンを歓迎する一文なども効果的かもしれませんね。
更に、夏の長期休暇中はキリよく10月入社を目指している求職者もすでに動いています。就業中の方であれば、引き継ぎに1か月かかると考えて、就職活動を行う時期を逆算してみましょう。
どんなにギリギリでも9月頭には仕事を決めて退職の旨を伝えないといけないですよね。
応募から内定が出るまでに、早くて2週間と仮定すると……ギリギリでもお盆後、余裕をもってお盆前から動いていると考えてもよいかもしれませんね。
今回のコラムにおけるポイントは、以下の2つ。
【POINT1】長期休暇中や長期休暇後の応募対応フローを書いておくことが大切!
【POINT2】長期休暇中はいつもと違う属性を持つ求職者が仕事探しをするタイミングでもある。
「応募はないだろう」と決めつけず、普段とは違う層の応募者に向けてのアピールが重要になる。
いかがでしたか?ゴールデンウィークやお盆、年末などの長期期間中に発行されるリクルート媒体はお得に掲載できる「合併号」となるチャンスでもあります。(2016年8月現在)
長期休暇期間中だけでなく、その前後にも掲載できる合併号。当社のホームページでも随時お知らせしていきます。