人材関連コラム
今回は応募者対応についてご相談をいただいた中から、代表的な「繰り返し応募」への対応方法をご紹介します。
なお、今回ご紹介するのはあくまで一般的な対応方法の例としてお伝えしています。実際の採用現場では個別の事情に応じた判断が必要と思われますので、あくまでご参考としてご活用下さい。
Q.掲載の度に何度も応募してくる方は、お断りしても大丈夫?
A.お断りして大丈夫です。
応募者としては、
「前回不採用だった理由はタイミングが悪かっただけ!」
「何度も応募すれば熱意が伝わるはず!」
そう思っていることが多いようです。
しかし、あくまでも採否はお客様の判断になりますので、何度も応募してくる方をお断りすること自体は可能です。ただし、単に不採用と伝えるだけでは、再応募の可能性があります。そこで以下のような内容をお伝えいただくことをオススメします。
・当社の採用基準に則って不採用と判断したこと
・何度ご応募いただいても、採用基準が変わらない限り、採否の判断が変わらないこと
断り辛いからといって”他に採用者が決まった”と他の理由をつけてお断りするのはおすすめしません。
「応募を締め切ったなら、掲載を中止するべきだ」
「先週断られたが、今週も掲載している!いったいどういうことだ」
など、更なるクレームに繋がる恐れがあります。
後から”あれは断り文句で、実はまだ採用者は決まっていない”とはその人へはなかなか言えないですよね。再応募に対するお礼や、真摯に選考を行った結果であること、 ご希望に添えないことは大変残念であると伝えてお断りする方が丁寧な印象ですし、再々応募がくる可能性も低くなります。
今回のコラムにおけるポイント
いかがでしたか?今回の記事の内容を参考に繰り返し応募へご対応いただければと思います。