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定着に繋がる“ひと手間”で人材不足解消へ

定着に繋がる“ひと手間”で人材不足解消へ

目次

  1. オリンピックが強力なライバル!?
  2. 面接段階でその人が定着するかが決まる!
  3. やっぱり肝は「はじめの一歩」
  4. まとめ

オリンピックが強力なライバル!?

先月より募集が開始された2020年東京オリンピック・パラリンピックボランティアスタッフ。
2年も先…とはいえ、慢性的人手不足に悩む企業や店舗にとって、これは“求人”における強敵であることに変わりなく、さらに助長することになるでしょう。
今回は人手不足が特に深刻な飲食・サービス業界で主力となるアルバイトスタッフの“定着”に焦点を当て、人手不足解消の足がかりを探っていきます。

面接段階でその人が定着するかが決まる!

今や飲食・サービス業界におけるアルバイトの離職率は半年で50%を超えているのが実情です。
離職理由の多くが「想像と違った…」という入社後のギャップによるもの。
とある居酒屋チェーンは、初出勤前に仕事内容を事細かに説明し、納得した人だけに入社してもらう事前説明会を実施しています。
このひと手間により、すぐに辞めてしまうスタッフはほぼいないそう。
このように、面接の時間をしっかり割いて仕事の忙しさや職場環境などリアリティーを持って伝えることは定着のために今後一層重きを置くべき点でしょう。

やっぱり肝は「はじめの一歩」

新人スタッフの定着は、入社後すぐに信頼関係を築けるかにかかっています。
そのため、働き始めて悩んでいることや困っていることをしっかりヒアリングする機会を入社後1ヶ月以内に設けることが実は大切!
それがあることで、不安があってもそこで解消できるかも…という安心感を持てるのです。
教育面についても、人手不足も相まってOJTで済ませている店舗が多いのではないでしょうか。
特に今の若者は、座学でしっかり教えてもらうことを望んでいます。
いきなりOJTではプレッシャーを感じやすく、すぐに辞めてしまう原因の一つ。
こういった傾向を現場責任者が把握し、マネジメントしていくこともカギです。

まとめ

今回のコラムにおけるポイント

  1. 【POINT1】定着に繋がるひと手間を惜しまない!
  2. 【POINT2】入社直後のフォローが未来に繋がる!

いかがでしたか?
働き方改革が叫ばれる昨今、求職者が重要視するポイントは、時給の高さやシフトの自由度などの働きやすさから、職場環境や人間関係といった居心地の良さへと推移しています。
それを把握し、採用活動に取り組むことで、スタッフの定着率は格段に上がるはずです。

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