Indeed有料広告への掲載は、無料枠掲載と比べて求人情報が目立ちやすく、閲覧や応募数が増えるということがメリット。ですが、同じIndeed有料広告という枠の中では表示順位の優劣がつけられてしまい、有料広告にしたにもかかわらずなかなか上位表示されず、閲覧・応募数がなかなか増えないという状況になることも少なくありません。そこで今回は、Indeed有料広告において、少しでも表示順位をあげるための知識をご紹介します。

Indeed有料広告の表示順位を大きく左右する要素の1つとして挙げられるのが「クリック単価」です。同じ業種、同じような求人内容であれば、あらかじめ設定しているクリックの上限単価が高いほうがより検索結果の上位の枠に掲載されやすくなります。
クリック単価を低めにしても、無料掲載よりは表示順位で有利になりやすいですが、有料広告の中では目立ちにくい表示順位になる可能性はあります。そのため、あまりにも低すぎるクリック単価を設定するのはおすすめできません。
Indeedのクリック単価設定は手動と自動があります。手動は文字通り、クリック上限単価を自ら決定する方法です。自動はIndeedのAIが、あらかじめ設定された予算と掲載期間に対して最適なクリック単価の設定を1日4回調整してくれる方法です。
最適なクリック単価は、競合企業の有料掲載の多さや時期によって都度変動します。1日に何度もクリック単価を調整できる余裕があるのであれば手動設定もいいですが、そうでない場合は自動を選択しましょう。

Indeed有料広告の表示順位を決める要素としては、クリック単価ばかりが注目されがちです。しかし、求人情報内のキーワードも、表示順位を大きく左右する重要な要素です。同じ業種や職種、そして同じクリック単価であっても、キーワードの内容によって表示順位に差が出てきます。
好ましいのは、求職者が求人情報検索時に入力するキーワードと合致するキーワードを求人原稿内にいれておくことです。求職者の検索キーワードと、求人情報に含まれているキーワードのマッチ率が高まれば高まるほど、表示順位も有利になっていきます。
そのため、求人情報の内容は簡潔にしすぎるのではなく、応募者の目線に立って、検索時に使われそうなキーワードをできるだけ多く盛りこんでいくことが大切です。タイトルや職種名を見ただけである程度の仕事内容がイメージできるようにキーワードを組み、勤務地も市区町村まで明記するなどの工夫をしていきましょう。

Indeed有料広告掲載で少しでも有利な表示順位を得るためには、クリック単価の調整や、求人情報内のキーワードの工夫などが必要です。しかし、これらの実践が難しいと考える会社が少なくないというのも事実です。そんな場合は、Indeed有料広告の運用実績のある代理店に依頼してみるのがおすすめです。
代理店に依頼することで手数料は発生しますが、Indeedを熟知しているからこその効率的な運用を考えてくれる分、募集効率が良くなる可能性が高くなりコストダウンも期待できます。