Indeedに求人広告を掲載したものの、なかなか反映されないという経験をした方は少なくないでしょう。掲載方法によりますが、Indeed上に求人情報が反映されるまでにはタイムラグが発生します。また、Indeedは求人広告の審査を行っているため、ガイドラインに抵触すると求人情報が掲載できないケースもあります。ここでは、Indeedへの求人情報の反映時間や、審査のポイントを解説します。

求人ページがIndeedに掲載されるまでの反映時間は、掲載方法によって異なります。Indeedに直接求人を投稿する場合であれば最短で10分、時間がかかっても基本的には1～2時間ほどで変更内容が反映されます。

一方、直接投稿する方法以外に、Indeedの検索エンジンに自社サイトの求人ページを拾ってもらう方法もあります。その場合、インターネット上のファイルを読み込むクローラーがいつ来るかによって、掲載されるまでの期間が異なります。1時間以内にクローリングされることもありますし、逆にいつまで経ってもクローリングされないこともあります。早めにクローリングしてもらいたい場合には、代理店を通してIndeed有料掲載をするか、またはIndeedに直接クローリング依頼をしましょう。また、一度クローリングされた求人に関しては、以降は基本的に1日に4回再クローリングされるため、求人原稿を修正した場合には最長でも8時間以内には編集内容がIndeedにも反映されます。

Indeedは「求人広告掲載に関するガイドライン」に基づき、求人情報の事前審査を行っています。この審査に落ちてしまえば、求人広告は掲載されません。
「求人掲載に関するガイドライン」によれば、審査基準は下記の4点です。

＊「求人に関する規約」を守っているか
＊求職者に費用負担を課していないか
＊職種名と職務内容が適切に記載されているか
＊求職者に不快感を与えるコンテンツでないか

「求人に関する規約」については、
＊掲載したいコンテンツが求人情報であること
＊求人投稿をするのが当事者であること
の2点を満たせば大丈夫です。

採用活動の過程で、求職者に手数料や研修費を課すことは、Indeedのポリシーに反するため注意しましょう。制服購入や、自社商品の購入、開業費が求職者負担のFCオーナー募集など求職者に費用負担が発生する求人はIndeedに掲載できません。また、職種名や職務内容が正確に記載されているかも重要です。求人ページに攻撃的なメッセージやコンテンツが含まれていれば、Indeedの調査の対象となり、求人情報が削除される可能性があります。
Indeed：求人掲載に関するガイドライン

なるべく早く確実に求人掲載したい場合、Indeedの運用に強い広告代理店に依頼するのも1つの手段です。自社採用サイトをIndeedに掲載する場合は、Indeedの掲載基準を満たしているかなどのアドバイスがもらえますし、仮に満たしていなかった場合の代替案も一緒に考えてくれるはずです。
直接投稿の場合も、Indeedのガイドラインに反していないかのチェックが必要です。もしIndeedの審査に落ちれば、求人広告の掲載が遅れ、採用活動に狂いが生じてしまいます。

広告代理店にIndeedへの出稿を依頼すれば、Indeedのガイドラインを守った求人原稿の作成や、求職者の目に触れやすい運用管理までしてもらえます。求人広告を確実に掲載し、Indeed上の反映時間を早くしたい場合は、広告代理店に相談してみましょう。