人材関連コラム
2020年08月11日
レストランや駅構内、コンビニなどに置かれている求人冊子のタウンワーク。みなさんも1度は見かけたことがあるのではないでしょうか。最近お客様から「タウンワークの冊子なんか薄くなった?」「景気悪いの?」なんて言葉をお聞きします。最初に申し上げます。
タウンワークの冊子が薄くなったのは事実です!
でもちょっと待ってください。タウンワークは不景気が原因で薄くなっているわけではありません。今回のコラムでは、なぜ不景気ではないのに冊子が薄くなっているのかの理由、そしてさらに新型コロナウイルスによるタウンワークへの影響をご説明します!
ご存じのとおり、タウンワークはフリーペーパー。レストランや駅構内、コンビニなどの街頭から読者の方に持って帰っていただく商品です。
約10年前は、地域差はあるものの、タウンワークは週間雑誌くらいページ数がありました。持って帰っていただくのがコンセプトなのに、その商品が重く、気軽に持ち帰ることができないのでは話になりません。
そこで、読者が気軽に手にとっていただきやすく、且つご掲載いただく企業様にはより反響がでるように、タウンワークの発行エリアの見直しが行われたのです。
つまり、タウンワークが薄いのは『狙い通り』だったのです!!
タウンワークは1998年創刊以来、様々な成長を遂げてきました。現在、タウンワークの発行は全国に107版にも及んでいます。
北海道/東北…6版、関東…43版、北陸/甲信越…4版、東海…16版、関西…17版、中国/四国…7版、九州…14版
大分、岐阜などの各県の発行に留まらず、「東京駅・日本橋・銀座・新橋版」、「天王寺・あべの・大阪市南西版」などの地域を細かく分けた発行体制をとり、地域の情報インフラに挑戦しています。
細分化されたことによって起きる求職側・企業側それぞれのメリットは下記です。
気軽に手に取りやすく、エリアも細分化されていることによって、近所で働けるお仕事を探しやすくなった。
同じ号に掲載する会社が少なくなったことにより発見性がUP、掲載するエリアの選択肢が増え、より戦略的に集客をかけられるようになった。
現在も求職者の生活スタイルに合わせて、定期的に版の編成は見直されています。
タウンワークの冊子が薄くなったのは不景気が原因ではなかったということが分かりました。では現在の新型コロナウイルス渦の中でのタウンワークの効果はどうなのでしょうか。
採用をお手伝いさせていただいている中で、「今って採用どうなの?」という質問をお客様からいただく機会が増えております。これまでに経験したことのない事態で、採用をお考えの企業様はとても不安に思われているのではないでしょうか。
実際のところ、新型コロナウイルス渦の中で応募は増えております。長い間ご採用に苦戦されているお客様が「応募が増え、採用ができた」ということが起きているのです。タウンワークの最新データでは応募数が例年に比べ1.5倍ほど増えているという結果がでております。
求人数が例年に比べ減少傾向にあるということ、新型コロナウイルスの影響で新しいお仕事を探す求職者が増えているという現状で、今までなかなか競合に勝てなかった企業様も求人を見ていただける機会や採用できるチャンスが増えています。
現在は「今すぐ働きたい」「今すぐお金が欲しい」という求職者や、「新型コロナウイルスがおさまるまで家にいたい」という求職者が増えている傾向にあります。
フリーワード検索においても「急募」「日払い」「在宅勤務」「来社不要」などのワードの検索数が増えているのも事実です。こういった傾向を踏まえ、可能であれば採用活動の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
例えば、「応募者の対応をスピーディに行う」「面接はWEB面接や電話面接で行う」「給与の支払いを日払いや週払いもOKにする」「新型コロナウイルスの対策について表記する」「ターゲットを未経験まで広げてみる」などがあります。
状況に合わせ、柔軟な採用活動を行いましょう!
タウンワーク冊子が薄くなっている理由と新型コロナウイルス渦での応募効果、採用活動の見直しについて、お分かりいただけましたでしょうか。
今回のポイントは以下の3点です。
このような状況化で不安も多いかと思います。ご相談をいただければ、精一杯お手伝いさせていただきます!スタッフ採用を少しでもご検討されているようでしたら、ぜひヒューマンワークへご相談ください。